胃が重い、胃がスッキリしない場合は、〇〇を整えます。
「なんか最近、胃のあたりが重いんですよね。伸びないというか硬い感じがするというか・・・」と40代女性のお客様。
立ち姿勢を見せてもらっても、胃を庇うように猫背になって、左肩が下がっているような姿勢でした。
ということで、今回は、胃が疲れると身体にどのような歪みを表すのか、また、これがわかると自分でも簡単にセルフケアができるようになるお話しをしていきますので、ぜひ最後まで読み進めてください。
胃が重い、胃がスッキリしない本当の理由
よくよくお話しを伺っているとコロナの影響もあり、飲みに全く行かなくなったし、外食もほとんどしておらず、特に食生活は問題はなさそうでした。
ですが、逆にコロナの影響で仕事が忙しくなり、お客様対応に追われてストレスが溜まっていた様子。
ということで今回の胃の不調は、職場のストレスと関係が深そうですね。
胃が硬くなるとその周りにある横隔膜も凝る
ストレスで胃の調子が悪くなると、姿勢がだんだん左に偏ってきます。
重心が左重心になり、その姿勢が長く続くと、胃の付近の横隔膜も凝りやすくなります。
そもそも横隔膜は、呼吸をする時に上下に動く筋肉で、その動きが悪くなると呼吸がしずらくなり、酸素が十分に身体をめぐらなくなってしまいます。
ざっくり上記のようなルートで、「胃が重い、スッキリしない感じ」と感じていた様子。
長時間座りっぱなしも、胃に負担
仕事自体がデスクワークの場合、胃が疲れて左重心になっている状態が長時間続いてしまいます。
すると、その間はずっと胃に負担をかけ続ける状態になってしまうので、悪循環というわけです。
しかもよくよく考えてみると、自分の重心がそこにかかっているのですから、無意識とはいえ相当な負担になりそうですよね。
なので、なるべく早めに元の重心に戻してあげた方が良さそうです。
胃のストレスを解決する方法
そもそも職場でのストレスが原因で、胃の不調を感じていたわけですが、ここではその解決方法をお話ししたいと思います。
ぶっちゃけ、現代人は圧倒的に運動不足です。
しかも、今回のコロナ影響で、ますます身体を動かす機会がなくなってしまいました。
身体を動かさないので、エネルギーを発散する機会がなくなり、いろんなものを身体にため込みやすくなっています。
ですから、意識的に身体を動かす必要があり、ぜひ「ウォーキング」を取り入れて欲しいのです。
汗を流すことで、気分もリフレッシュされて、ストレス発散にもつながります。
最後に:無理に頑張らなくていい
とは言え、最後にお伝えしたいことがあります。
それは、「無理に頑張らなくていい」ということです。
素直な人ほど、何かアドバイスされると、それが本当は嫌いなこと(今回だったらウォーキング)なのに、無理やりやろうとしても、結局はそれがストレスになってしまうケースがあります。
なので、あくまでもあなたが、何か身体を動かして楽しいと感じられるものを取り入れて欲しいと思います。
ストレスを発散させる上で一番大事なことは、「それをやると気分がいい」ということです。
それを忘れないでください。